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周辺そぞろ歩きのご案内

久川城跡

久川城跡

  古町温泉赤岩荘の川向に、久川城跡があります。
1589年、摺上原の戦いで蘆名氏が滅亡した当時、河原田氏当主・盛次は政宗への臣従を拒否したことにより、正宗とその家臣、そして既に降伏していた鴫山城主・長沼盛秀らの戦闘に備え、久川城を築いたとされています。
 久川城は急崖渓流に囲まれた天然の要害となっており、伊達勢はこれを攻め落とすことができず撤退。しかし翌年、秀吉の奥州仕置により河原田氏は領地を没収され、会津は蒲生氏、上杉氏、そして蒲生氏の再度の入部を経て、1611年(慶長16年)に廃城となりました。
奥会津博物館 伊南館

奥会津博物館 伊南館  

 久川城跡に程近い奥会津博物館は、平成22年5月に旧久川城資料館をリニューアルしオープンしました。かつてこの地域での主要産業であった繊維・織物業をテーマに「伊南川・只見川流域の麻・苧麻(からむし)・絹」展と題し、麻・苧麻製品や機織器具等、またそれらにまつわる資料などが展示されました。
入場料 :大人300円 小・中学生100円 高校生200円 
     (20人以上団体割引有一人50円引き)
開館時間:午前9時15分から午後4時
休館日 :毎週火曜日・水曜日
会館期間:5月1日から10月末日
連絡先 :0241−76−2071
古町の大イチョウ

古町の大イチョウ

 伊南小学校を見守るように校庭にそびえる大イチョウは、樹高35m、根廻り16m。その昔は乳の神として信仰が厚く、遠く上州・越後からの参詣者も多かったと云われます。  建久年間に会津四家の一人、初代河原田盛光が東館・西館を築いてここに重臣を住まわせ、その時に庭樹として植えたものと言われ、樹齢800年以上の現在でも樹勢は衰えず、県の天然記念物にも指定されている郷土の至宝です 。  近年では観光名物として県外から多くの見学者やカメラマンが集まり、黄葉の始まる10月下旬にはライトアップにより幻想的な景観を見せています。
うえんでの桜

うえんでの桜  

 4月下旬、奥会津の遅い春の訪れを知らせるかのように、うえんでの桜は一足早く咲きはじめます。桜では老木とされる樹齢140余年にして尚隆々と咲き誇るそのそばには薬師堂と観音堂、そして遠く背後にそびえる残雪の尾白山とのコントラストが独特のワンシーンを演出し、特に晴天に恵まれた日は絶景となります。夜間はライトアップもあり、昼とはまた違う魅力を見ることが出来るようになりました。

周辺イベントのご案内

廣瀬神社例大祭

古町まつり  

伊南地区古町の祭りは、300年以上の伝統を持つ「廣瀬神社例大祭」の法螺貝の音に始まります。 神事は7時の神輿渡御出発から御中廻り、夕方の還御行列出発まで続き、その間露店の立ち並ぶ中央では盛り沢山のまつりイベントをお楽しみ頂けます。
 神事終了後の午後7時からは、地元のYOSAKOIソーランや仮装豊年踊りなどの催しがあります。
開催日:9月第二土曜日と翌日(平成21年以前は毎年9月9・10日の開催でしたが、平成22年より変更となりました)